tracerouteコマンド

8月 24, 2021
admin

Ciscoデバイスのtracerouteコマンドは、パケットがターゲットに到達するために使用したパスを識別するために使用することができます。 これは、送信元ホストから宛先ホストまでの経路にあるすべてのルータを識別し、ネットワークの問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。 このコマンドを使用すると、到達不能なターゲットへのパス内のどのルータが、ネットワークの障害の可能性の高い原因としてより詳細に調査されるべきかを把握できます。

traceroute コマンド例 network

上の写真では、4つのルータからなるネットワークを持っていることを確認できます。 ネットワークは正しく動作しています。 R1 でルーターの R4 Gi0/0 インターフェースの IP アドレス (172.16.0.2) に対して traceroute コマンドを発行するとどうなるか考えてみましょう:

R1#traceroute 172.16.0.2Type escape sequence to abort.Tracing the route to 172.16.0.21 10.0.0.1 0 msec 0 msec 0 msec2 192.168.5.2 0 msec 0 msec 0 msec3 172.16.0.2 0 msec 0 msec 0 msec

traceroute コマンドが目的地へのパスにあるすべてのルーターの IP アドレスをリストしたことが分かります。 ここで、ルータR3がダウンしたと仮定してみましょう。 今、コマンドの出力を考えてみましょう:

R1#traceroute 172.16.0.2Type escape sequence to abort.Tracing the route to 172.16.0.21 10.0.0.1 0 msec 0 msec 0 msec2 10.0.0.1 !H * !H3 * *

R3(192.168.5.2)からの応答がないことに注意してください。 この情報から、R3に問題があると判断し、調査することができます。 出力中の !H は、そのホストが到達不能であることを示します。 tracerouteコマンドの出力に表示される他の文字は次のとおりです:

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