Colossus
E.R.N.I.E (Electronic Random Number Indicator Equipment)
ERNIE はハードウェア乱数発生器で、プレミアム ボンドの懸賞のために毎月当選者を見つけるために作成されました。 プレミアム・ボンドとは、英国政府機関National Savings and Investmentsが発行する宝くじ債券です。 この債券は毎月定期的に賞金の抽選にかけられ、現在の最高賞金100万ポンドまでのさまざまな金額を獲得することができます。
最初のERNIEは1956年にドリスヒルの郵便局の研究局によって作られました。 これを作ったチームには、世界初の電子計算機「コロッサス」を作ったエンジニアと同じチームの一部が含まれていた。 ERNIEは、イギリス・ランカシャー州のブラックプールの南にある海岸沿いの町、ライサム・セントアンズに設置された。
ERNIEは、Colossusを設計したTommy Flowersが運営していた部署で働いていたHarry Fensomが設計し、Sidney Broadhurstが率いるチームによって作られた。 そこで小型の試験機が作られ、後に「リトル・アーニー」と呼ばれるようになった。
TNMOCに寄贈されたHarry Fensomアーカイブの一部として、ERNIEに直接関連する2つの文書がある。
ERNIE – General Description (PDF)
2つ目は、ERNIEで使用されたテクノロジーと、マシンのランダム性を確実に維持するために使われたいくつかのテクニックについて説明している記事です。
ERNIE – Technology Description (PDF)
Reconstructing the demonstrator
最初のプレミアム ボンド賞(当時 1,000 ポンド)の授与から 60 周年を記念して、2017 年に The National Museum of Computing で、電子ノイズを使って賞金抽選用の乱数を生成する方法を熱狂する 1950 年代の一般市民に実演した ERNIE の祖先を再現した夕べのイベントが開催されたのでした。
コロッサスギャラリーでご覧いただいているユニットは、このデモ機を復元したもので、2017年にTNMOCが製作したものです
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