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背景 消化器癌の治療には,2週間ごとに48時間かけて投与するinf-5FU(Infusional-5-fluorouracil)が頻繁に処方されている。 その際,自宅での治療を可能にするために携帯型輸液装置(ID)が使用されることがある。 私たちの施設では、患者さんが輸液センターから退出する際に、がん専門看護師から何を期待し、どのように機能するかを教育されます。 しかし、患者の経験を報告し、その結果を記録し、分析するための正式なプロセスは存在しない。 本研究の目的は、これを達成し、将来の患者の教育や経験を改善することであった。 方法 口頭での同意の後、消化器癌に対してinf-5FUによる治療を2回以上受けた患者を順次コホートし、経験に関する非識別化された紙のアンケートへの協力を依頼した。 GIグループから提案された11の具体的な質問が含まれ、コメントを追加する機会も設けられた。 その後、アンケートを集計・検討した。 結果は以下の通り。 表参照。 結論 ほとんどの患者は、ID に何を期待するかについて医療チームから十分な準備を受けたと感じ ていたが(93.1%)、25%以上の患者は、入浴(73.6%)、睡眠(37.5%)、運動(30.6%)、親密さ(26.4%)、社交(25%)および不安(25%)について問題を 抱えていた。 これらの知見は、今後の患者さんへの教育改善に活用され、その後、2回目の評価が行われる予定です。 6ヶ月間にわたってアプローチした72/72人の患者さんがアンケートに回答し、結果は以下の通りです。
質問 | 回答 #患者 (%) |
||||
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はい | いいえ | ||||
インフューザーが化学療法を思いとどまらせましたか? | 3 (4.2) | 67 (93.1) | 2 (2.8) | ||
注入器はあなたの社会交流に影響を与えたか? | 18(25) | 54(75) | |||
注入器はあなたの睡眠を妨げましたか? | 27(37.5) | 45(62.5) | |||
注入器はあなたの旅行プランに影響を及ぼしましたか? | 15 (20.8) | 51 (70.8) | 6 (8.3) | ||
注入器を装着することによって、パートナーとの親密さが阻害されますか? | 19 (26.4) | 39 (54.0) | |||
注入器を装着することによって、パートナーの愛情が阻害されますか?2) | 14(19.4) | ||||
医療チームが適切に準備してくれたと感じましたか? | 67(93.1) | 1(1.4) | 4(5.1) | 1(1.4) | 4(5.6) |
注入器の装着に伴う不安はありましたか? | 18(25) | 51(70.8) | 3(4.2) | ||
注入器はあなたの仕事習慣を変えますか? | 5(6.9) | 7(9.7) | |||
注入器は入浴に影響したか? | 53(73.6) | 16(22.2) | 3(4.2) | ||
注入器は運転に影響したか? | 2(2.0) | 3(4.2) | 2(2.0)。8) | 68(94.4) | 2(2.8) |
注入器は運動に影響を与えましたか? | 22(30.6) | 44(61.1) | 6(8.3) |