手作りスライムは安全ですか?
子供の頃、エルマーののりを手につけて乾きを待ってはがしていたことを思い出します。 もっとシンプルな時代だったのでしょう。 しかし、エルマーののりは、自家製スライムというもので再び子供たちに人気があるようです。
ニュースによると、自家製スライムは、最新のインターネットのDIYトレンドだそうです。 白色のりに水とホウ砂を混ぜて、ふにゃふにゃで、伸び縮みする、ジクジクしたブロブを作るというものです。
ホウ砂は、洗濯用洗剤の添加物、クリーナー、殺虫剤、除草剤、そしてある種の歯磨き粉など、多くの家庭用品に含まれている天然の化学物質です。 しかし、天然だからといって安全とは限りません。
リスクを考える
ホウ砂は、子供で5グラム未満、大人で15~20グラムを摂取すると、致死量に達することがあります。 暴露の兆候としては、皮膚が赤くはがれ落ちたり、発作や腎不全が起こったりします。 ホウ砂は、皮膚、目、呼吸器に刺激を与えることもあります。 まれに、長期間の暴露により、不妊症や胎児への障害を引き起こすことがあります。
さて、ほとんどの自家製スライムのレシピで使われるホウ砂の量は少なく(通常は大さじ1杯程度、14グラム強)、水や接着剤で薄められます。 そのため、リスクは小さいとはいえ、ゼロではありません。
また、手作りスライムのファンの中には、「食べるものではない」と言う人も見かけますが、どうなのでしょうか? もちろんそうなのですが、親なら誰でもわかるように、小さな子どもには「食べてはいけない」というのはあまり意味がありません。
私が思うに、最大のリスクはスライム作りにあります。 ホウ砂の箱を持って、子供を放置したくはないでしょう。 だから、もしやってみたいと思ったら、絶対に子供と一緒に作ることをお勧めします。 一度作ってしまえば、ホウ砂は十分に希釈されているので、子供が遊んでいてもあまり心配はないでしょう。 そしてもちろん、ホウ砂は他の有毒な家庭用品と一緒に安全に片付けてください。
つまり、自家製スライムであれ他のものであれ、子供が有毒物質を摂取した場合は、すぐに911かウィスコンシン・ポイズン・センター(1-800-222-1222)に電話をしてください。