原著Hyoid bone syndrome and its treatment with nonsteroidal anti-inflammatory drugs

8月 29, 2021
admin

目的:非特異的頸部痛は耳鼻咽喉科の初診患者によくみられる訴えである. 愁訴の原因として舌骨症候群が認識されている症例もある。 本研究では,このよくあるのに認識されていない症候群について述べ,本症候群に対してこれまで報告されていない非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による治療法を提案する

患者と方法。 舌骨症候群が疑われる患者(38名)に対して、NSAIDsの内服および/またはNSAIDs軟膏の外用による治療を行った。

結果。 NSAIDs錠剤で治療した患者の66%、71%で症状の緩和が得られた。 また、症状の持続期間が6週間未満の患者の91%で症状の緩和が得られた。 本症候群の治療法として,侵襲的な処置の前に,特に症状の持続期間が6週間未満の患者には,NSAID療法のコースを最初に行うことを推奨する。 舌骨症候群をよりよく認識することで,より効果的な治療が可能となり,不必要な調査を回避することができる

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