ファミリー
定義
名詞、複数形:ファミリー
(1)生物の分類における属と目の間のランク
(2)特に共通の属性を持つ、一つまたは複数の属の分類学上のグループ。
(3)タンパク質ファミリー、遺伝子ファミリーなど、共通の属性でグループ化された物や実体の集まり。
(4)共通の祖先から派生した人々のグループ、親族、部族。
補足
分類学において、ファミリーは目よりは正確だが属より正確ではない。 同じ科に属する生物は、同じ祖先から進化し、比較的共通の特徴を持つことになる。
Carolus Linnaeusは、『植物哲学』(1751年)で、植物の主要グループ(木、ハーブ、シダ、ヤシなど)を示すために「科」という言葉を使った。 また、動物学では、Pierre André LatreilleがPrecis des caractères génériques des insectes, disposés dans un ordre naturel(1796)で、目や属の中間のランクとしてファミリアを紹介している。
語源:1689年にフランスの植物学者ピエール・マニョールが認めた76の植物グループをファミリア(Familiae)と呼んで作られた言葉から。
関連する用語
- Family Health
- Family history
- Family therapy
- Family planning
- Alu family
- Family medicine
に続く、「家族の健康」。