セントトーマスメディカルグループ内視鏡センター
貧血の一般的な症状は、疲労、息切れ、心臓の高鳴り、顔色不良です。
大腸がんの多くの症状や警告サインのひとつに貧血が挙げられます。 腫瘍はそれ自体がもろい血管網を持っているため出血することがあり、腫瘍が内出血しているため疲労感や脱力感を感じることがあります。 出血が遅いのは、広々とした右大腸にある腫瘍の特徴で、腫瘍が膨張して発見されないこともあります。 貧血の兆候はありますが、血液は大腸から出る前に乾くので、便に血が混じっているのを見ないこともあります。
左側の結腸は右側の結腸よりもずっと狭く、腫瘍は腸に障害を起こしやすくなります。 左の大腸の直径は小さいので、症状はより早く進行する可能性があります。 便秘、便の狭窄、下痢、腹痛、けいれん、腹部膨満感、便に混じる真っ赤な血液などが見られます(出典:カナダ大腸センター)
貧血が疑われたら、受診の予約をしてください。 目に見える症状に頼らず、微量の出血でも慢性化すれば貧血になる可能性があります。 一方、便に含まれる血液のすべてが大腸がんを示すわけではなく、また貧血になるわけでもありません。 便秘や痔が直腸出血を引き起こすこともありますし、ビーツや赤甘草などの食品は便を赤く染めることがあります。 自分の症状をよく観察し、数日以上続くようであれば、
医師の診察を受けるようにしましょう
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