シラス
シラスが最初に言及されるのは、使徒15:22で、彼とユダ・バルサバ(しばしば「ユダ」として知られる)が、エルサレム会議の後にパウロとバルナバと共にアンティオキアへ戻るよう教会の長老たちに選ばれたところである。 シラスとユダは、兄弟の中のリーダーであり、預言者であり、励ましの言葉であったと記されている。 シラスは、マルコの参加に関わる議論によってパウロとバルナバが分裂した後、パウロによって第二次伝道に同行するよう選ばれた。 第二次伝道中、ピリピでパウロとともに一時投獄されたが、地震で鎖が切れ、牢の扉が開かれた。 そのため、シラスは折れた鎖を携えている姿が美術品に描かれることもある。 使徒16:25-37<1647><269>使徒17-18によると、シラスとテモテはパウロとともにピリピからテサロニケへ旅したが、会堂で一部の伝統的なユダヤ人から敵意をもって扱われた。 このユダヤ人たちはベレアまで三人を追いかけ、パウロの安全を脅かし、パウロはシラスとテモテと別れることになった。 パウロはアテネに向かい、シラスとテモテは後にコリントスで合流した
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